東京横浜ドイツ学園 防災マニュアル

東京横浜ドイツ学園 防災マニュアル

in

(2011年3月11日の東日本大震災後 改定)

防災訓練および緊急時には防災責任と必要な措置の調整は危機対策本部に委ねられます。学園長と防災管理者は同等に、学園全体に対して命令および決定する優先的権利を保持します。

地震発生時(地震訓練時)の行動

地震発生: 地震を感知したとき

訓練: 校内放送にて開始宣言「震災訓練を実施します。開始!」

  •  重要な放送を聞きのがさないよう、冷静に私語を慎んで待機。
  •  (避難時の確保)すぐにドアを開ける。教師はドアが閉じぬよう敷居に立つ。
  •  教師以外はみな机や椅子の下に隠れ落下物を避ける。揺れが収まるまで(または訓練終了まで)待機。
  •  建物からの、退避指示がない限り、その後は時間割表通りに授業継続。
  •  大規模地震の場合、公共の交通機関利用の生徒には、交通機関の復旧が確認され、かつ保護者に連絡が取れるまでは下校許可されない。スクールバス利用の生徒も同じ。担任またはその代理は学校からの下校時刻を正確に記録する。建物からの退避は、危機対策本部の指示に従う。(後述「避難手順」参照)
     

火災または火災探知機作動時の行動

火災報知機:長く継続するベル音があった場合

  • 重要な放送を聞きのがさないよう、冷静に、私語を慎んで待機。
  •  火や煙の広がりを防ぐため、すぐに扉や窓を閉め、エアコンのスイッチを切る
  •  建物から迅速に退避する。
     

避難手順

火災(または非常ベル鳴動)時または退避指示があった場

   1.   迅速な集合場所への移動:教室内の避難経路図に従う

  •    教師は学級簿と筆記用具を持って避難する。
  •    教師は状況によっては別の避難経路にて引率する。
  •    火災または火災訓練の場合、クラスの最後尾の生徒はドアを閉める。        

 

2.校庭(赤いエリア)での集合位置と並び方

  • 幼稚科: ギムナジウム列の体育館側に並列。線路側から昇順。
  • 初等科: ギムナジウム列の体育館側に並列。クラス別、学年昇順。     
  • 高等科: サッカーグラウンド沿い。クラス別、学年昇順。
  • 引率以外の教師、その他教職員及び来客:プール前、 第一テニスコートに待避

3点呼確認:学級簿に添付されたリストに基づく。

4児童生徒リスト引率教諭が危機対策本部(「赤い傘」下)へ報告。

  •  幼稚科/初等科:教員自身が届ける
  •   5年生以上:     学級委員に委託                  

5.危機対策本部長:情報を収集・分析し、建物の安全性を判断する。

 

授業時間外の避難手順

地震発生時(または訓練時):

a)10分間休み時間

  • 教室では、まず机の下に隠れ地震収束(または訓練終了)を待つ。窓ガラスから離れる。
  • 次の授業時間担当の教師は、迅速にその教室に向かう。教室外では、身近で最善の避難場所に隠れる。揺れが収まったら(または訓練終了後)避難指示がない場合、静かに自分の教室へ移動。
  • 次の授業時間担当の教師は、迅速にその教室に向かう。

b) 20分間休み時間・放課後

  • 校庭または運動場では、その場に待機。建物の壁や窓ガラスから離れる。揺れが収まったら、迅速にサッカー場のクラス別集合場所へ移動。
  •  校内にいる場合、すぐに安全が場所で身を守る。揺れが収まったら迅速にサッカー場のクラス別集合場所へ移動。

 

火災発生時(または訓練時):

  • 校内にいる場合、定められた避難経路で自主的に避難する。
  • 校舎外にいる場合、クラスの集合場所へ直行する。
  • 次の授業を担当する教師は危機対策本部から点呼リストを受け取り、迅速に点呼確認をする。


緊急下校の手順(台風、大雪など)

臨時休講学園長により校内放送で通知される。

事務局は電話連絡網を通じ、保護者に休講と下校の連絡をする。同時に全保護者宛に一斉メールを送信する。
 

6 – 12年生

公共交通機関が機能している間は、自主下校し迅速に帰宅する。学級担任またはその代理人は下校時刻を正確に記録した上で各自の下校を許可する。

1 – 5年生

  • 事前に登録された帰宅手順を順守。 自主下校は許可されない。
  • 保護者に連絡がつかない場合は下校せず、保護者が迎えに来るまで校内で保護され待機する。


幼稚科

事前に登録された帰宅手順に準拠:

  •  保護者またはその代理人が迎えに来るまで幼稚園で待機する。
  • バス利用園児は、保護者との協定文書があり、且つ幼稚園教諭から保護者に電話または電子メールで連絡が付いた場合のみ、スクールバス利用による下校が許可される。
     

放射能汚染気流通過時の行動

放射能汚染気流の通過警報が関係省庁より発令された場合、幼稚園児を含む全児童生徒は校舎内に待機する。

1.        放射能汚染気流の通過警報が関係省庁より発令された場合、幼稚園児を含む全児童生徒は校舎内に待機する。

2.        スクールバスは出発前であれば運行停止。既に学校を出発している場合は、予定通りのルートを最後まで運行する。

3.        戸外へ通じる校舎の扉は閉鎖され、汚染防止の見地から保護者または代理人が児童生徒を引き取ることはできない。

4.        放射能汚染大気流の通過に備え、2-3日間分の日用必需品と人数分以上の防塵マスクが校舎内に備蓄されている。

放射能汚染気流 通過前の注意点:

  • 屋外にある玩具などを屋内に運び込む
  •  閉鎖された避難エリアへ退避する。(上記参照)
  •  全ての窓や扉を閉じ、放射能汚染大気の通過終了まで封鎖する
  • 外気混入を避けるため、換気扇やエアコンは停止する
  •  機密性のない窓や通用扉は粘着テープで密封。テープは守衛ブースに備蓄されている
     

放射能汚染大気流 通過時の注意点:

  • 屋外滞留は極力回避する.
  • 止むを得ず屋外に長時間滞留する場合、表面が滑らかで塵を払いやすい着衣、鼻と口を覆う防塵マスク、(肌の露出のない)靴を着用する。児童生徒は外出不可
  • 再入場時、入口扉の前で靴と外側の衣類は脱衣しプラスチックの袋に詰める。最終的には衣類についた放射能汚染塵を水で洗浄するか、水拭きする。

放射能汚染大気流 通過後、数日間の注意点:

  • 放射能を含む空気を屋内から完全に換気することが非常に重要である。
  • 定期的に全身シャワーを浴び、特に手と頭髪の洗浄は徹底する。
  • 放射性塵落下後数日間は、屋外では鼻と口を覆う防塵マスクの着用が奨励される。
  • 児童生徒が汚染された表面を触らぬよう注意する。(遊具、サッカー場、砂場など。)
  • 全教室の床や表面は可能な限り、洗浄または水拭きする。
  • 靴は屋内に入る前に脱ぐ。
  • 掃除機は防塵フィルターが付いたものだけを使用する。
  • 隣接するエリア(道路、通用口、バルコニー、テラスなど)は流水洗浄する。
  • 洗浄に際しては、汚染塵芥が空気中に舞い上がらないよう気をつける。
  • 役所などからのアドバイスや指示に注意を払う(ラジオ、テレビ、インターネット、街頭スピーカーからの緊急放送など)。

中立の専門家による学校施設利用の安全性宣言後に、学校運営が再開されます。
 

非常時のバス運営

スクールバスでの登下校中、重篤事故などが発生した場合、運転手は即刻学園に通報、学園から保護者への電話連絡網が開始されます。大地震発生時、バスの運転手は近くの避難場所へ到着し、学園または大使館へ連絡を取るように努めます。非常時には年長の生徒が児童の手助けをします。


カール・スティグラー
防災コーディネーター
東京横浜独逸学園

2013年6月19日 横浜

 

日本語・英語版は部分的にご覧いただけます。

© 2017 東京横浜独逸学園